皆さん、こんにちは。

いつも、島根ダイハツをご利用いただき、誠に有難うございます。


早いもので新年も明けて1カ月が過ぎましたが、皆さんはどの様な新年をお迎えになりましたでしょうか?? 良いスタートが切れましたでしょうか??

話は変わり先日の事になりますが、出雲市出身で2022年6月開催パラクライミングワールドカップ銅メダリストの岡田卓也さん(ラボコープ・ディベロップメント・ジャパン株式会社所属)が帰省に併せて当社に来訪して下さいましたのでその時の内容を、お知らせしたいと思います。

昨年、岡田卓也さんのお父さんが当社の社員と言う事もあり、このブログでご紹介をさせて頂きました。少し前になりますが出雲市長さんにこの度のワールドカップ銅メダル獲得のご報告にうかがわれたとの事。1月20日の山陰中央新報でご覧になった方も多くいらっしゃる事と思います。

今回の来訪に際し、パラクライミングについて詳しくお話を聞く事が出来ましたので、ご紹介をさせて頂こうと思います。


パラクライミングとは???

スポーツクライミングと同じく、クライミングウォール(人工壁)で競技が行われますが、視覚障害や身体機能障害など体の動きに制限がある選手が行うクライミング競技をパラクライミングと呼ぶそうです。

大会は???

国内大会が年2回、ジャパンシリーズとして開催されます。また、国際大会は2年に1度の世界選手権と年間3回のワールドカップが開催されているそうです。2011年から開催されてきた全ての世界選手権で、日本は金メダルを含む複数のメダルを獲得して来ており、2022年6月開催のワールドカップでは、日本から12名の選手が出場し6名がメダルを獲得したとの事ですから、そのレベルの高さが分かりますね!!

競技方法は???

スポーツクライミングでは①スピード(決められたコースのタイムで競う)②ボルダリング(5メートルの壁で課題をクリアして登る)③リード(15メートルの壁をどれだけ登る事が出来るか、高さを競う)がありますが、パラクライミングはリードのように高さ15メートルの壁を、どこまで登る事が出来るかを競います。また、他のパラスポーツ同様にクラス分けを行い、各クラスで競うそうです。視覚障害で3クラス、身体機能障害で9クラスの計12クラスで競います。



また、今後のスケジュールも併せて伺いましたのでご紹介させていただきます。5月にアメリカで6月にはオーストリアでワールドカップの開催が予定されており、8月には世界選手権がスイスで開催予定だそうです。国内で練習を重ねて本番に臨むとの事ですが、今回の練習はスポーツクライミングで使用するレベルの高い会場で練習を行い、本番に臨むと話をされていました。次回お会い出来る時にはきっと、今回のメダルの色とは違う、もっともっと輝いた色のメダルを見せて頂けると思うと今からワクワクが止まりません!!


余談となりますが、この様な国際大会(ワールドカップ、世界選手権)への参加は全てが個人負担での参加だそうです。しかし、岡田選手は、在籍の会社(ラボコープ・ディベロップメント・ジャパン株式会社)が費用を支出して下さるそうでその点、他の選手より非常に恵まれた環境で練習も大会への参加も出来るそうです。早く、選手の皆様が安心して各種大会に参加できる環境が整うことを切に望みます。


今後の活躍にますます目が離せない岡田選手に、どうぞ期待したいと思います!!!

郷土の生んだパラクライミングの星、岡田卓也さんに心からのご声援を、どうか宜しくお願い致します!!


頑張れ郷土の星、ゴールドメダルを目指して!!